あらゆる職域に より良い『安全と安心』で奉仕する。
丸五の経営方針である「あらゆる職域により良い『安全と安心』で奉仕する。」を実現するために、当社では様々な試験機を所有し、社内で厳しい品質管理を行っています。前回の「つま先の耐衝撃試験」に引き続いて、今回は「つま先の耐圧迫試験」をご紹介します。
今回も品質管理グループの小谷さんに協力してもらいました。
お客様の安全と安心のために、私は靴を切り刻みます。
耐圧迫試験は物が落ちてつま先を圧迫されたときに、つま先部分で一定以上の隙間が保持されるかを定められた条件のもとで確認します。
左の写真が圧迫試験機で、右の写真が試験するための試料と粘土です。試験のために用意する試料にも実はちゃんしたと決まりがあるんですよ。これは衝撃試験の時と同じですね。
試料の中に高さを測るための粘土を入れて、試験機に試料をセット。決められた試験条件を入力し実際に圧力をかけていきます。
実際にかけられる圧迫力は、
A種:10kN(キロニュートン)。これは約1トンなので、乗用車1台分ほどの重さです。
B種:4.5kN(キロニュートン)。これは約450キロなので、軽自動車1台分ほどの重さです。
実際にかけられる圧迫力は、
A種:10kN(キロニュートン)。これは約1トンなので、乗用車1台分ほどの重さです。
B種:4.5kN(キロニュートン)。これは約450キロなので、軽自動車1台分ほどの重さです。
左が開始時の写真で、右が試験の最中の写真です。圧迫により、かなりつま先部分がつぶれているのが分かります。
約1トンもの力が加わるので、さすがに粘土はつぶれてしまいます。
約1トンもの力が加わるので、さすがに粘土はつぶれてしまいます。
実際に粘土を取り出して最低部の高さを測った結果はどうだったでしょうか?